この木なんの木?かつて一世を風靡したあのCMに登場した木といえば…
映画やドラマ、CMに登場した場所が観光名所となることってよくありますよね。
最近でいえばアニメ映画『君の名は。』のモチーフとなった岐阜県の飛騨高山に作品のファンが殺到し、話題となりました。
実は北海道にもそのような観光名所がいくつも存在します。今回はクイズ形式で、ある有名CMの舞台となった“木”をご紹介!
知っていたら車好き?
日産の4代目『スカイライン』をご存知でしょうか。1972年に販売開始された名車で、「ケンメリ」の愛称で親しまれています。
この「ケンメリ」販売に際して放送されたのが『ケンとメリーのスカイライン』というCMシリーズ。若い男女のカップルがスカイラインで日本各地を巡るという内容で、この登場人物の名前が“ケン”と“メリー”だったため4代目スカイラインには「ケンメリ」という愛称が付いたわけです。
このCMと北海道にどんな関係があるのかというと、ケンとメリーが訪れた地としてCMに登場した“木”が美瑛町に存在するのです。
ではここでクイズ! CMに登場した“木”にはどのような名前が付けられているでしょうか。車好きの方、50代以上の方でしたらここまでの説明で簡単にわかってしまうかもしれません(笑)
○○と○○○の木
正解は『ケンとメリーの木』。CMの登場人物からそのまま名付けられました!
当時『ケンとメリーのスカイライン』シリーズは社会現象を巻き起こすほどの大人気CMで、自動車自体もスカイライン歴代最多売り上げを誇っています(ちなみに木の種類はポプラです)。
今から約半世紀前のCMということもありますが熟年世代には圧倒的な知名度を誇っており、現在でも『ケンとメリーの木』を訪れる観光客は少なくありません。
周辺はCM撮影当時のまま。CMに映る姿より一回り大きくなった『ケンとメリーの木』だけが、50年という時の流れを感じさせます。
アクセスは美瑛駅から2.6kmと徒歩でも行けないことはありませんが、ここは『スカイライン』に乗って訪れるのが粋かもしれませんね。
【参考】ケンとメリーの木/美瑛町観光協会、スカイライン/日産ヘリテージコレクション
【画像】MediaFOTO、rato、えりんこ / PIXTA(ピクスタ)